国政選挙も賭けの対象

選挙

ブックメーカーは、賭けとして成立しそうなものであれば何でも賭けの対象にしてしまう所が特徴です。

そのため、スポーツイベント以外でも様々な出来事が賭けに対象となっており、選挙もその一つとなっています。ブックメーカーで賭けられる選挙は、主に国政に関するものです。

例えば、4年に1度、夏季オリンピックと夏季パラリンピックが開催される年に実施されるアメリカ合衆国の大統領選挙はその代表的な出来事の一つで、毎回誰が大統領に当選するかの賭けが行われています。

また、2015年にはイギリスで庶民院(下院)議員の改選が実施されましたが、このときブックメーカーでは「一番多くの議席を獲得する政党はどこか」などといったテーマで賭けが行われました。

ブックメーカーの運営会社によっては、日本の衆議院や参議院の改選も賭けの対象としていることがあります。しかし、毎回賭けが行われるわけではなく、事前の情勢から特定の政党が勝利することが明らかな場合のように、賭けが成立しないとみなされて投票が実施されないこともあります。